恋するサンタクロース
「持ってはいるんですけど、お姉ちゃんめったに出ないんです。 メールもなかなか……」

「そっか。 それやったらもうちょっと待ってみよか。 ところで、エレナちゃん寒ない? 大丈夫か?」

「あ、はい。 大丈夫です……へくしっ」

否定した直後にくしゃみをしてしまうエレナ。

そんな彼女に笑いながら長門は自身のマフラーを巻いてやる。
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