恋するサンタクロース
「エレナ!エレーナ!」

その時、エレナを呼ぶ声が聞こえた。

声に応えてエレナは手を振る。

人波をかき分けて近づいてくるのは短い金髪の少女。

彼女はエレナにそっくりだった。

髪の長さ以外は。
< 54 / 81 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop