恋するサンタクロース
「……エレナ……ちゃん?」

そんな彼の言葉の一つに少女が反応した。

どんどんと彼女の眉間に皺が寄っていく。

さっきのしおらしい雰囲気はどこへやら。

今の彼女からは憤怒の炎が揺らめいていた。
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