私が君を好きな理由。
「よろしくな、中山」
「よよよよよ、…よろしくっ!」
…やばい
緊張する!!
なんで小島君は常に笑顔なの?
直視できないよ〜///
「あっ!中山、わりぃけど消しゴムひろってくんね?」
「っう、うん」
わたしの椅子の下
青と白の消しゴムケースに黒い文字の消しゴム
腕を伸ばして拾う
そっと小島君を見上げると、目があった
う、わ
綺麗――――
影になってる小島君の顔は、とてつもなく綺麗だった
「…中山?」