先生と私の秘密

ーーーー撮影現場に到着ーーーー


「着いたよ。」

さっとドアをあけてくれた。

「ありがとうございます。」

「2人の時は敬語はやめない?なんかよそよそしいじゃん。ねっ(^ー^)ノ」

「はい。」

「はいじゃないでしょ!」

「あっ!うん。」

2人は撮影所に入って行った。


「おはようございまーす。」

「冬夜君、その子彼女?!」

カメラマンの人が私の方を向いて冬夜に話しかけていた。

「はっはい。そんなところです(^-^)」

と、照れながら話していた。


(私が彼女!冬夜の!先生の!えーーーーっ)

「ちょっとそこで見てて。」

その後、冬夜と話す事なく撮影が始まった。


私は冬夜を見ながら考えていた。

冬夜は先生。

生徒と先生が一緒…。

(冬夜はどう思ってるんだろ?)


冬夜を見つめながら、ため息をついた。

(私の事、彼女だなんて、冗談だよね。)

冬夜が私の視線にきずき、私の方をみてニコッと微笑えむ。

その姿に私は完全に好きになってしまった。

初めての恋。

初めてのドキドキ。

でもしてはいけない禁断の恋。

この気持ちをどうしたらいいのかわからなくなった。
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