気づいたら君に恋してた。
そして5分もしないうちに
学校へと到着した。
でもこの時間帯には
もちろん人通りは少なく
学校の門はしまっている
門がしまってるのは
愛菜にとってはいつもの事
いつものように
門を飛び越そうとした時、
向こうから高校生らしき
チャラ男達が歩いてきた。
それも気にしないで
飛び越えようと
手をかけた時
一人の男が
愛菜に話しかけてきた
「ねぇ、ねぇ、
君超タイプなんだけど!!
今から俺らと遊ばね〜?」
「…………」
「てか君って
本当に中学生?
超美人なんだけど〜。」
その男は私の顔を下から
覗き込む様にして見てきた
正直気持ち悪い
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
「雅人やめとけ
イヤがってるだろ、」
私が下向いて目を
つむっていると
一人の男の人が言った。
「ごめんな〜。
あいつウザイんだよ.笑」
するともう一人の男が
雅人って奴を指さしながら
私に話しかけてきた
「光輝うっせーよ」
そして私がゆっくり
顔を上げた瞬間
ふわっと頭に
光輝って人の手がのって
私の頭をいきなり
優しく撫でてきた。
「大丈夫か?」