《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜
「……………」
………本気にしたわよ。
だってあんなに真剣な目で
見られたら、もしかしたら
…って思っちゃうじゃない。
「ふふっ、ホントに莉央
さんはカワイイなぁ♪
オレが元ホストだって
知ってんでしょ?
あれくらいサラッと
言えなきゃ、ホストなんて
やってらんないよ?」
そう言うと、瑞樹クンは
あたしを見下ろして
イタズラッぽく笑った。
――その背後に、悪魔の
しっぽが見えたみたいな
気がする。
_
………本気にしたわよ。
だってあんなに真剣な目で
見られたら、もしかしたら
…って思っちゃうじゃない。
「ふふっ、ホントに莉央
さんはカワイイなぁ♪
オレが元ホストだって
知ってんでしょ?
あれくらいサラッと
言えなきゃ、ホストなんて
やってらんないよ?」
そう言うと、瑞樹クンは
あたしを見下ろして
イタズラッぽく笑った。
――その背後に、悪魔の
しっぽが見えたみたいな
気がする。
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