《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜
「………もうっ、知らないっ!!」




あたしは投げつけるように
そう言うと、持って来てた
書類を乱暴につかんで、
ドスドスと出口に歩き出す。




「あ、待ってよ!

オレも戻るって!」




瑞樹クンがあわてて後ろを
追いかけて来たけど、
ゼッタイに振り返って
なんかやらなかった。





     ☆☆☆☆☆



_
< 176 / 338 >

この作品をシェア

pagetop