《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜
目がそらせなくなり、
二人の姿を目で追う。
瑞樹が見つめるなか
莉央達は通りを少し歩き、
雑居ビルの間にひっそりと
建つ、小さなシティ
ホテルに入って行った。
(って――何してんだよ、
莉央さん……)
苦い気持ちが体中に広がる
のを、瑞樹は感じていた。
「なんでだよ………?」
ポツリと落とした呟きを
耳にした仲間が、首を
かしげて尋ねてくる。
「あ? 何が?
てーかマジどこする?
オレ、焼酎飲みてーかなぁ〜♪」
_
二人の姿を目で追う。
瑞樹が見つめるなか
莉央達は通りを少し歩き、
雑居ビルの間にひっそりと
建つ、小さなシティ
ホテルに入って行った。
(って――何してんだよ、
莉央さん……)
苦い気持ちが体中に広がる
のを、瑞樹は感じていた。
「なんでだよ………?」
ポツリと落とした呟きを
耳にした仲間が、首を
かしげて尋ねてくる。
「あ? 何が?
てーかマジどこする?
オレ、焼酎飲みてーかなぁ〜♪」
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