《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜
「あーもー、みんなうるさい!!
マジでこの話終わり!
早くしないと休憩終わるよっ!!」
金切り声に近い声で
あたしが叫んで、ようやく
その場の騒ぎはおさまった。
後輩達はメイク直しがまだ
だったのを思い出して、
『あ、ホントだ、時間ヤバッ』
とか言い出す。
あたしも憮然とした顔で
お弁当箱を片付けながら、
「……柳瀬クンも。
何かすることあるなら
1時までにね。
午後からは、他部署の
挨拶まわりするから」
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