黒猫と魔女の契約
「今日は満月?」

「そうですね、
クルト様が
猫になる日です」

「猫姿のクルト
可愛いのよ…
アメナ!」

「はい、カナリア様」

「隠し撮りを頼んだわ」

「承知いたしました」

カナリアの瞳は輝き

アメナも張り切っていた。

猫姿のクルトは

ベッドの上でくしゃみを

し手で鼻を擦った。
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