ワン コロコロ
お母さん犬は、彼の目をまた


優しく、なめだした。



(いたいよ!こすらないで!)



彼はなきながら


あばれだした。



「こら。じっとなさいな。もう……困った子ね。あぁ、そうね。お前にも、名前をつけないとね。タロウよ」



お母さん犬は、彼にも名前をつけた。
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