ねぇ…信じてよ。


「やった!
あたしの勝ちだぁっ!」


あたしが言うと結城が
座り込みながら

「うぁ~…。
真琴にだけは負けたくなったのに…。」

って絶望した顔。
あたしは優越感。


あたしは結城を立たせながら

「あたし、京香ほど下手じゃ
ないもんねっ!
まぁ先輩ほど上手くないけど…」

チラリと雅哉先輩を見る。

「まぢかよ。
まぁ、いいや。
お前、俺のライバルだからな!
…すべてにおいてな。」


えぇっ!?
なんでそうなるの?

ライバルって…
無理だよぅ~…。

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