嬢王と夜王の偽装恋愛
「何?顔になんかついてる?」
「え?あ、いや」
「ふふっ。莉依菜は、かわいいな。
キャバ嬢みたいにまだ汚れてない。」
どういうこと?
汚れる?
「あの・・。名前なんてゆ~んですか?」
「ん~?京夜。」
京夜
「それは、源氏名ですか?」
「ん~どうだろ」
そうやってすぐ隠すし。
「んじゃ、歳は?」
「ん~25」
お、そんな若かったか。
28かと思ってた。
「もっとふけてるって?」
ビク
鋭いな~
「あ、いや~」
あたしは笑ってみせた。
「ばればれだつーの」
「あ、すいません」