嬢王と夜王の偽装恋愛
「今日休みだしどっか行く?」

「ううん・・・」

京夜さんはNO1ホスト。

あたしは、キャバ嬢。

絶対、いいネタになる。


そしたら京夜さんの仕事に
影響でるかもしれない。

それだけはやだ。


「変な気使ってない?」


頭をなでながら
優しくあたしを見つめる。


「使ってないよ?」



「俺は、いつか納得がいったら
莉依菜のためにホストやめる覚悟で
いるんだ・・・」


あたしのために?



「莉依菜は、まだ始めた
ばかりだしまだやりたいだろ?」


「・・・うん・・」


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