パズル



庭で1人…ぼんやり立っていたら


「…あの~…」


庭の入り口から聞き慣れた
懐かしい声がした




「ウィルっ!!」



「…お久しぶりです博士
すみません入り口知ってたもので」



「どうしたんですか?急に…」



「ちょっとお話が…
博士…お一人ですか?」



「……誰?」



知らない声が聞こえたからか
エリシャは出てきた



「え!!あのっ君!!えぇ
あなた…レイチェルさん!?」



「いや…ウィル彼女はレイチェルじゃなくて」



「エリシャ・ワイズです」



「ウィルです…えぇ…でも」


「ウィルも話があるんだろ?
わたしもちゃんと話すよ」



わたしの話す内容の雰囲気を
感じたのか…ウィルは少し落ち着いた



「部屋へ…」



わたしがウィルを促す
エリシャは少し不安そうに
わたしの後ろを着いてきた


でも、ついさっきのことが
あったので恥ずかしそうにしていた



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