Voice
「うん。
ホント大変だったよ…。
って言うか、
大変な事になっちゃったんだよ!
私、これからも、
梓のピアノ伴奏することになっちゃったの!!
絶対、無理だよ!!
ナイトの方だって、忙しいのに!!
どうしよう!!」
「えっ!!
そんな…。
大変じゃないか!
社長とは、相談したの?」
遠夜が驚いて、そういうと、
ちょうど、社長が、車から降りて来た。
「こら!
お前達は、何話してるんだ!
こんな所で、そんな話したら、
正体が、バレるだろう!
話は、美紀が着替えてから、
会議室でだ。」
私と遠夜は、同時に頷いた。