Voice
「…あのなぁ。
お前が、悪いんだろ?
人が、
しゃべろうとしてんのに、
ヒステリー上げたり、
遠夜と話しだしたり。
聞く耳、
持たなかったじゃねーか。」
私は、カッとなって、言った。
「ヒステリーなんて
上げてないわよ!
大体ね、
私は、
あなたなんかに、
怒られる筋合い
無いんだから!
昨日は、
せっかく、
好意で伴奏してあげた
って言うのに、
なんなの!
その態度!
少しくらい
感謝したらどう!」
と、
そんな感じで…。