Voice
はぁ?!?!
何が、
「気は済んだろ?」
よ!!
その態度が、
むかつくっていってんの!!
私は、ギロッと睨みつけた。
そんな、
私を見た梓は、
大きくため息をついて、
ドアにもたれかかった。
空を見上げて、
大きく息を吐いた。
「…はぁ。
よくまぁ、
そこまで、
愚痴が出てくるもんだなぁ。
…確かに、
俺も
悪いとこがあったから、
少しは、
覚悟してたが…。
流石に、
ここまで言われると、
怒りとか、
通り越して、
すげぇ、
ヘコむんですけど。」
梓は、
苦笑いしながら、
そう言った。