ふたりだけの特別な絆

「えっ…?」


驚いてピタッと足を止めた悠哉さんと一緒に、水澤さんに視線を向けた。


「突然すみません。実は…これから私の家で会社の女子数人で集まって、お茶会するんです…。課長が来てくれたら盛り上がりますし…。陽菜ちゃんも参加しない?」


まさか自分にまで、お誘いの声が掛かるとは思っていなかっただけに、目を見開いてしまった。


「わ、私も…ですか!?」

「うん!良かったらどう?」


水澤さん、優しいな…。
わざわざ私にまで声を掛けて下さって…。


でも…
会社の方たちが集まるところに、私が行くと…邪魔になっちゃうよね…。


悠哉さんはいいけど…。





あっ!!
そ、そうだっ!!



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