ふたりだけの特別な絆
なんだろう…この気持ち。
悠哉さんの優しさが…嬉しいのかな…私…。
胸に手をあてながら考えていると、再び悠哉さんが私に体を凭れかけてきた。
私ってば…色々と考えてる場合じゃないよ…!
今は、悠哉さんを早く休ませてあげなくちゃ…。
「と、とにかく…部屋でゆっくり休んで下さい…。」
ふらついている悠哉さんの体を隣で支えながら、リビングの向かい側の部屋へと入った。
もともとあまり使ってない部屋だったんだけど…
ここは今、悠哉さんの部屋になってるんだ…。