ふたりだけの特別な絆
透き通るような眼差しが私に注がれる。
鼓動がドクドクと大きな音をたてて体を駆け巡り始めた。
悠哉さん…、いつになく色っぽい雰囲気を漂わせてる…。
この状況、ものすごく危険な気がするよ…。
「こっ、これもレッスン…なんですよね?」
「さあ、どうかな…。」
えぇっ!?
すごく曖昧な言い方。
てっきり、“そうだよ”って肯定するんだとばかり思っていた私は、ビックリしてしまった。
これって、レッスンじゃないの?
でもハッキリと否定したわけじゃないし…。
悠哉さんが、頭の中でどんなこと考えてるのか、イマイチ分からない…。