ふたりだけの特別な絆

「どんな表情の陽菜も可愛いけど、やっぱり笑顔が一番可愛いよな。」


悠哉さんは、フワフワと私の頭を撫でた。




「お前の笑顔…、もっと俺に見せて?」


真っ直ぐ見つめる熱い眼差し。


甘い声。


私の心は、息が出来ないぐらい、大きく跳ねあがった。


ひゃああ…。
ものすごくドキッとした…。


顔や胸の辺りが熱い…。


焦げそう…。


悠哉さんからの強烈な刺激に固まっていると、不意に周りがザワザワし始めた。


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