ふたりだけの特別な絆

不思議な違和感


“独り言”かぁ…。


忘れて…なんて言われると、逆に気になっちゃうよ…。


私の頭の中では、さっきの水澤さんの言葉が再生されていた。


“如月課長の素顔、たくさん見てるだろうから”


“私も、一つ屋根の下に住めたら良かったな…”


それと共に、浮かんでくるのは…寂しそうな笑顔。


あれって…
悠哉さんのことを、何とも思ってなかったら、出てこない言葉だよね…。


ひょっとして…


水澤さんは…



悠哉さんのことが…好きなのかな…。



< 246 / 467 >

この作品をシェア

pagetop