ふたりだけの特別な絆
「スタイルも抜群ですよね!モデルさん…って言ってもおかしくないぐらいですし…。」
「んー…そうだな。」
「それに、お料理とかも得意そうな感じがしますよね…。」
「お昼はお弁当を持って来てること多いみたいだし、得意なのかもしれないな。」
「そ、そうなんですね…。」
すごい…。
多分、水澤さんのことを聞けば聞くほど、素敵な女性なんだ…ということを実感させられるんだろうなぁ…。
ポカンと口を開けたまま固まっている私に、悠哉さんは可笑しそうに笑った。
「っていうか…、どうしたんだよ。」
「えっ?」
「なんか…水澤さんのことばかり話してるじゃん。」
あっ…
言われてみれば…。
どうして私…
水澤さんのことを色々と話してるんだろう…?