ふたりだけの特別な絆

「ただいま〜!」


ドアを開けて、元気よく声を出すと、お母さんがキッチンから駆け寄って来てくれた。


「おかえり、陽菜。」


いつも、私が帰って来ると笑顔で迎えてくれる、お母さん…。


この笑顔を見るとホッとするんだよね…。





「あ!陽菜…おかえり。」

「えっ…?」


続いて聞こえてきた声にビックリして、すぐに視線を向ける。


すると…
リビングから出て来たのは、お父さんだった。




< 4 / 467 >

この作品をシェア

pagetop