ふたりだけの特別な絆
ついに…
悠哉さんに告白しちゃったよ…!
心臓、破裂しそう…。
視線を胸元へと落とすと、悠哉さんの吐息が耳元にかかるのを感じた。
「もう一回、言って?」
「もっ、もう一回っ!?」
囁かれた言葉に肩を大きく上げてしまった。
「今、言ったじゃないですかっ!」
「そうだけど、嬉しすぎるから…もう一回聞きたい…。」
悠哉さんは、柔らかい笑みを浮かべながら、目を輝かせた。
そんな目されると…
ダメです、とは言いにくいよ…。
「じゃあ、もう一回だけ…。」
私は、再び悠哉さんを真っ直ぐ見つめた。
「私、悠哉さんのことが好き………んっ…」
言葉の途中で、不意に重なってきた悠哉さんの唇。
その温かさにビクッと体が震えた。