ふたりだけの特別な絆
Sweet Piece*2

同居生活の始まり


「ん……」


目を少し開けると、温かい日差しがカーテンの隙間から差し込んでいるのが映った。


もう朝になったんだ…。


あの騒動で深夜まで起きてたし、部屋に戻ってきた後もなかなか寝付けなかったから、すごく眠い…。


ふぁ……と欠伸をして、再び目を閉じた。


まだ目覚まし時計も鳴ってないし、もう少し寝よっと。


出来ることなら、このまま一日中…寝ていたい気分だなぁ…。


心地よい温かさにウトウトし始めた時だった。




「……陽菜…」



< 45 / 467 >

この作品をシェア

pagetop