ふたりだけの特別な絆
今の不敵な笑みは何!?
言葉には嫌な重みがあったし…。
もう…!
あんな言い方されたら、心を落ち着けている暇なんかないよ…。
さっさと着替えてキッチンに行かなくちゃ…。
ベッドから降りた私は、大急ぎで着替えをする羽目になってしまった。
なんだか私…
如月さんのペースに上手いこと流されてる気がする…。
最初は、もっとゆっくり寝ようとしてたのになぁ…。
朝食を済ませたら、すぐに恐怖のレッスンに突入だよね…きっと。
うぅ…
嫌だなぁ…。
免疫なんていらないよ…。
長い一日になりそうな予感をヒシヒシと感じながら、大きなため息を零した。