S男子との恋の行方♥
・・・・・・カサッ
「いない」
・・・カチンッ・・・
あたしの頭の中で何かのコングが鳴った。
なんだよッ!
やっぱりそうなんじゃん!!!
『じゃあ教えなーい!』
あたしはそう書いた紙をしょーたに渡した。
絶対教えない・・・そう、心に誓って・・・
ったくさぁ~
なんなんだよっ!!!
ちょっと・・・ドキドキしちゃったじゃん・・・
「菜々」
『!?何・・・』
あたしは、ビクッと肩を揺らした。
危ない・・・
変な事考えてたからびっくりした・・・
「・・・なんか考えてたでしょ?(ニヤ)」
『別に!?何も考えてないよ!』
バレてる!?
なんで分かっちゃうの!?
「うっそだぁ~」
『本当だって!』
「ふ~ん・・・?」
しょーたはニヤつきながら言った。
う゛っ・・・・・・
その顔ヤバイ・・・
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