リフレイン
「ごめんね、水樹……」
「えっ?」
あたしはびっくりして、葉瑠を見た。
「あたし…桐島さんのこと全然分かってなかったみたい。水樹の言う通りだよね。あたし、桐島さんのことちゃんと分かってからアタックしてみる!!それならいいでしょ?水樹♪」
葉瑠はいつもの笑顔をあたしに見せた。
葉瑠……
「ふふっ♪ならいーけど♪(笑)桐島ちゃんはあたしの大事な仲間なんだから傷付けないでよね!!」
あたしが葉瑠の肩を叩くと葉瑠は、はにかみ笑顔を見せた。
「もぉ〜!!葉瑠が桐島さんならウチらはまた違う人探さなきゃじゃ〜ん!!ズルーイっ!!」
女の子達が、悔しそうな葉瑠を見た。
まぁ葉瑠なら……
桐島ちゃんのこと分かってあげられるんじゃないかな…
あたしはそう思った。
「あっ!!あと倉橋さんもいるよね!!」
女の子達が再び騒ぎ出した。
瑠樹也のことか…
てか、今度は瑠樹也?(笑)
「倉橋さんもカッコいいよねー!!」
「分かる分かる!!タイプ〜♪♪」