リフレイン

「水樹、ちょっといい?」



「ん、なーに?戸田さん」



後ろから戸田さんに声を掛けられて振り返る。



「あのさ、12月24日って空いてる?」



「24日?」



「あぁ。」



24日ってクリスマスイブだよね。全然空いてるよ♪



「うん、空いてるよ〜♪」



「そっか。じゃあさ、24日の日、デートしよ?その後俺ん家来いよ」



お〜〜!!
デートのお誘いっ!!(照)



「いいよっ♪チョー楽しみ!!」



あたしはそう言うと笑って見せた。



すると戸田さんも微笑み返してくれる。



し、幸せだぁ〜♪♪(笑)



「ちょっとちょっと〜!!なぁ〜に目の前でリア充してんのよ!!水樹ばっかりズルーイ!!」



美姫が冷やかすように背中をポン、と叩く。



「なにそれー!!(笑)ズルくないもーん♪(笑)」



“この〜っ!!'と言って美姫がじゃれてきた。



美姫を含めた特殊部隊のみんな。


あたしにとっての宝物だよ。



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