リフレイン
嬉し〜♪♪
戸田さんのお兄さんとお姉さんに会えるなんて♪
「兄貴と姉貴に空いてる日、実家に来るように言っておくな」
「うんっ、ありがと♪」
楽しみだなっ♪
あたしはニコニコしながら紅茶を飲んだ。
「なんか水樹、可愛いな」
「えっ」
あたしはビックリして戸田さんを見ると、いきなり唇を塞がれた。
「んっ……」
優しく重なる戸田さんの唇。
「……っ…ふ…」
少し空いたあたしの唇に滑り込んだ戸田さんの舌。
何度も角度を変えて重なる唇。
あたしはちょっと息苦しくなって顔を背けようとした。
けど、戸田さんはそれを許してくれない。
後頭部を押さえられていて、逃げる隙を与えられない。
あたしは必死に戸田さんの服を掴んだ。