リフレイン
「はい、どうぞ上がって」
部屋に着き、戸田さんは部屋の鍵を開け、ドアを開けてくれた。
「お邪魔します♪」
あたしは玄関に入ると靴を揃え、中に入った。
「着替えてくるから、座って待ってて」
戸田さんはそう言うと、寝室に入っていった。
あたしは言われた通りに近くにあったソファに腰掛けた。
い、今からするのかな!?
やっぱ緊張するよ〜〜!!
1人で騒いでいるうちに戸田さんが着替えを終え、寝室から出てきた。
「ん?どうした?水樹。なんか顔赤いよ?」
「えっ!?」
あたしは思わず顔を手で覆った。
変なことばっか考えてたからだ〜!!
なんかあたし、マジで変態みたいじゃんかっ!!
だってあたし、ホントは…
戸田さんがあたしに触れてくれることを期待してるんだもん……
戸田さんの熱で
あたしを溶かして欲しいくらい――…