リフレイン
「みんな、部屋割りはこの紙の通りだ。各自明日の潜入捜査まで部屋で待機。以上だ」
司令官は紙を代表してあたしに渡しそれだけ言うと、部屋へ向かった。
「水樹、その紙見せてくれ」
「あっ、俺も〜」
みんなが寄ってきた。
あたしの部屋も見てみよ……
えーっと、あたしの部屋は…
6階、206号室か。
あっ、美姫と一緒じゃん♪
「美姫〜!!ウチら部屋一緒だよ!!」
「ホント!?やったねぇ〜♪♪」
あたしと美姫は手を取り合った。
「あーっ!!俺、戸田さんとっすか!?マジうれしーっ!!」
ハルカがおもむろに喜び出した。
「ふっ、よろしくな。……ハルカ」
「わーっ!!戸田さんに呼び捨てされた〜!!ヤッベーッ!!カッコイー!!」
ハルカは飛び上がりながら喜んでいる。
「も〜〜ハルカ、うるさいっ!!(笑)」
「だって水樹さん〜!!嬉しいんですもん!!憧れの戸田さんと部屋が一緒とか!!」
はぁ…
まったくハルカは相変わらずだなぁ(笑)……。
あたしは美姫と一緒に部屋へ向かった。