リフレイン
意味深な罪
――…チュンチュン…
「〜〜♪〜♪」
ケータイのアラームが鳴り響き、目を覚ます。
「ん……もう朝?」
隣のベッドを見ると、美姫まだ寝てるみたいだ。
あたしは起こさないように、重い体をゆっくり起こした。
時間は…
7時ちょうど。
あたしはベッドから起き上がり、洗面所に向かう。
冷たい水で顔を洗い、目を冷ます。
「ふぅ……つめた…」
あたしはハンドタオルで顔を拭き、鏡を見る。
今日の潜入捜査…
ドレスとか着るのかな?
まぁ、そうだよね。
マフィアのパーティーだもん。
絶対、盛大に開かれてるハズだよね…
あたしはハンドタオルを持って洗面所を出た。