リフレイン

「おはよぉ〜水樹♪」



「あっ、おはよ美姫!!起こしちゃった?」



すれ違い様に美姫が洗面所に入ってきた。



「ううん、あたしが自分で起きたのよ。朝食、8時からでしょ?」



美姫もあたしと同じく、ハンドタオルを持っていた。



「だねっ。あたし先に着替えてるね」



「うん」



あたしはベッドの横に置いてあるキャリーから着替えの私服を出すと、パジャマを脱いだ。



着替え終わると、パジャマをハンガーに掛ける。



そして今日の為の銃の確認を始めた。



「えっと、今日使うのだけで3挺(ちょう)……明日が…」



ケースの中に入っている銃の数を確認する。



「――よしっ。数は合ってるね♪しかもなんか、けっこー良い銃じゃんか〜♪♪」



あたしはケースから銃を取り出した。



ま、こんなに良い銃使わせてもらえるの今回が珍しいし…



マフィアの奴等が実験台か(笑)



< 190 / 324 >

この作品をシェア

pagetop