リフレイン
「おはよぉ〜水樹♪」
「あっ、おはよ美姫!!起こしちゃった?」
すれ違い様に美姫が洗面所に入ってきた。
「ううん、あたしが自分で起きたのよ。朝食、8時からでしょ?」
美姫もあたしと同じく、ハンドタオルを持っていた。
「だねっ。あたし先に着替えてるね」
「うん」
あたしはベッドの横に置いてあるキャリーから着替えの私服を出すと、パジャマを脱いだ。
着替え終わると、パジャマをハンガーに掛ける。
そして今日の為の銃の確認を始めた。
「えっと、今日使うのだけで3挺(ちょう)……明日が…」
ケースの中に入っている銃の数を確認する。
「――よしっ。数は合ってるね♪しかもなんか、けっこー良い銃じゃんか〜♪♪」
あたしはケースから銃を取り出した。
ま、こんなに良い銃使わせてもらえるの今回が珍しいし…
マフィアの奴等が実験台か(笑)