リフレイン
あたしは口元を緩めると、銃をケースの中にしまった。
これはとても大事な物だもんね。これがなきゃ、あたしと美姫死んじゃうしっ!!(汗)
あたしは銃が入ったケースを金庫にしまうとソファに腰掛けた。
「は〜〜気持ち良かった♪」
ちょっとして、美姫が洗面所から顔を拭きながら出てきた。
「水樹、今何時?」
「えっと、7時半だね」
「オッケー。ありがと」
美姫は鞄から着替えを取り出し、着替え始める。
「……ねぇ水樹…」
美姫が何故かとても不安そうな声を発した。
「ど、どしたの…?」
あたしは美姫の顔色を伺うように恐る恐る聞き返してみる。
「……あたし…もしかしたら今日であの世行きかも」
「えぇっ!?な、何言ってんの!?」
あたしは美姫の急な問題発言にびっくりした。
あ、あの世行きって……(汗)。
「なーに言ってんの美姫っ!!冗談はよしてよ……」
「……冗談でこんなこと言うと思う…?」
美姫は震えた小さな声を出す。