リフレイン
あたしは倒れている犯人の手首に手錠をはめた。
「ほら、さっさと立ちな!!」
あたしはそいつらを急かす。
「うぅ……女ごときに…」
犯人の1人がほざいた。
「女だからってナメられちゃあ困るんだよねー」
あたしは無理矢理犯人の腕を引っ張ると立ち上がらせた。
「――水樹」
「ありゃ?司令官!!」
前にはあたしを手伝いに来たのか司令官が立っていた。
「どうしたん?今から犯人連れてくから手伝っ――…」
「お前、後で司令官室まで来いよ」
「は?」
あたしはまたまたキョトンとした。
なんで!?
「えーっ!?だってあたし今日は何も…」
「説教じゃない。ただお前に大事な話がある」
「大事な話?」
「あぁ。頼んだぞ」
司令官はもう1人の犯人を連れ、去って行った。
大事な話……?
何なんだろ…