リフレイン

あたしと美姫はシャワー室を出ると、それぞれの仕事に戻った。




あたしは司令官のとこ。




美姫は射撃訓練。




あたしも射撃訓練やりたかったのに〜!!




司令官のヤツ、マジ最悪!!




さっさと話片付けて射撃訓練行ってやるんだから!!




あたしはズカズカと司令官室まで歩いた。




――司令官室。




ガチャッ!!




「しれいかーん!!来たよ!!で?話って何!?」




あたしはノックをしないで中に入った。




「ノックくらいしろといつも言ってるだろう。ったく、お前は…」




司令官は不機嫌そうに言った。




「だって急いでるんだもん!!早くしてよ!!」




「……まぁ座れ」




司令官はデスクから目の前にある椅子を指差した。




……なんだろ。
いつもならすぐに終わるのに…




あたしはそう思いながらも椅子に座った。




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