リフレイン
抱き締められたまま、あたしの思考回路はストップした。
何!?何!?
どゆこと!?
あの、散々あたしをいじめてた(?)司令官があたしのことを好き!?
ちょっとちょっと!!
冗談はほどほどにしてよ!!
あたしはあなたのこと好きでも何でもないんだから!!
「あの〜司令官…あたし……」
「……俺と付き合ってくれないか?」
え〜〜!?
付き合う!?
ちょっとそれは……(汗)
「ご、ごめんなさい…あたし司令官とは付き合えないよ〜(汗)」
あたしは司令官の腕の中で必死に訴えた。
「……俺と、付き合えないのか?」
司令官はとてーも残念そうにあたしを見た。
「う、うん〜…。ごめん…。あたし今は付き合うとかそーゆうのまだいいっていうか…彼氏いらないんだよね〜!!」
あたしは苦笑いをしながら返した。
司令官には悪いけど…
今は彼氏とか、浮ついたモノはいらないよ。