リフレイン

抱き締められたまま、あたしの思考回路はストップした。




何!?何!?




どゆこと!?
あの、散々あたしをいじめてた(?)司令官があたしのことを好き!?




ちょっとちょっと!!
冗談はほどほどにしてよ!!




あたしはあなたのこと好きでも何でもないんだから!!




「あの〜司令官…あたし……」




「……俺と付き合ってくれないか?」




え〜〜!?
付き合う!?
ちょっとそれは……(汗)




「ご、ごめんなさい…あたし司令官とは付き合えないよ〜(汗)」




あたしは司令官の腕の中で必死に訴えた。




「……俺と、付き合えないのか?」



司令官はとてーも残念そうにあたしを見た。




「う、うん〜…。ごめん…。あたし今は付き合うとかそーゆうのまだいいっていうか…彼氏いらないんだよね〜!!」




あたしは苦笑いをしながら返した。




司令官には悪いけど…




今は彼氏とか、浮ついたモノはいらないよ。





< 27 / 324 >

この作品をシェア

pagetop