リフレイン

まぁそうだろうね…



SPだもん。
いつ殺されてもおかしくない。



いったい、警察庁は何を考えてるんだろう…。



「司令官…あたしに勤まると思う?」



「えっ?」



「激務なのは今と変わらないと思うけど…SPは要人警護じゃん?」



あたしは溜め息をついた。



権力のある人間を守るなんて、なんだか気がきける。



「水樹、それは本部と総理担当SP達が話し合って決めたことなんだ。お前にはもう、それほどの力が備わっているということだ」



ふ〜ん…
そうなんだ…



「特殊部隊のみんなとは?現場で会ったりはないの?」



「主にSPが動くほどになれば俺達も動かなきゃいけないからな。会うことはかなりあるんじゃないか?」



そっかそっか…



「ま、なんとか頑張ってみるよ!!」



「……そうか。」



「うん♪あ、てかあたし、いつまでここ?」



「あぁ、今月いっぱいになるな。来月からはSPだ」



はは〜ん…
来月からSPね。



なんかワクワクしてくるね♪





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