リフレイン

「そ、それってどーゆうこと!?」




あたしは身を乗り出した。




「頑張ってSPんなって…水樹のこと幸せにしたい。だからさ、それまで結婚は待ってくれないか?」



「……えっ…」




そ、それって!?




「ぷっ。なんて顔してんだよ!!(笑)別に婚約破棄とか言ってる訳じゃねぇからな!?ただ…」




「た、ただ?」




「……お前や子供達を養っていけるくらいの力付けてからにしたいだけだ」




こ、子供達って…




あたしはなんか凄く恥ずかしくなって、顔を背けた。




「ふっ、可愛いな水樹は。」




潤はあたしの顎をクイッと持ち上げた。




「俺は水樹以外の女と一生を共にする気はさらさらない。だから俺を信じて、ついてきてくれるか?」




「……はいっ…!!」




あたしは笑顔で答えた。




そして…




甘い甘いキスを交わした――…







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