リフレイン
「あたしも戸田さんのことが好き…」
あたしは顔を上げて、戸田さんの綺麗な茶色い瞳を見て言った。
「…ありがとう水樹……嬉しいよ」
戸田さんはあたしを優しく抱き締めた。
あたしも戸田さんの背中に腕を回し、ギュッと強く抱き着いた。
「……俺と付き合ってくれる?」
戸田さんはあたしを抱き締めたまま聞いてきた。
――答えは決まってる。
「あたしで良かったら…」
戸田さんはクスッと微笑むと、あたしの頭を撫でた。
「んじゃ帰ろっか。今日は俺の家に泊まれよ」
「えっ」
あたしは思わず声を上げた。
「今すぐにでも水樹を抱きたい」
戸田さんはあたしの耳元で甘く囁くとあたしの首筋にキスをした。
「あ…ゃ…」
あたしは首筋に伝わった感じたことのない感覚に思わず声を漏らした。
うそぉ〜!!
戸田さんって意外とエロイ!?
こ、心の準備が出来てないよ〜!!