リフレイン
「あれから司令官とは…どうなったんだ?」
「え?」
司令官…
あ、前に告白されてて…
諦めないとか言われたんだっけ。
「最近はもうなんにもないよ!!好きだとか言われないし…変に意識してないから大丈夫だよっ♪」
あたしは満面の笑みを返した。
「そっか……よかった」
戸田さんは安心したように言った。
「あたしが好きなのは戸田さんだけなんだから。心配しなくても大丈夫だよっ♪」
「ははっ。それは頼もしいな」
戸田さんは笑いながら車を進めた。
もうめっちゃ幸せ!!
ずっとこのままでいられたらいいな…
あたしは運転する戸田さんの横顔を見つめながらそう思った。