リフレイン
うっわぁ…
めっちゃカッコいい子!!
顔立ちが整っていて、どこか冷めた雰囲気の…
「この子が新しく入った倉橋瑠樹也。うちらより1つ年下!!で、倉橋!!彼女が昨日言ってた二宮水樹!!凄く腕の良い隊員よ」
美姫はまとめて紹介をしてくれた。
「あ、よろしくねっ?瑠樹也って呼んでもいい?」
「よろしくお願いします。……お好きにどうぞ」
彼はそれだけ言うと、オフィスを出ていった。
な、何!?
あのつめたぁ〜い雰囲気は!!
「ごめんね〜水樹!!あいつ、ああいう言い方しか出来ないみたいなのよ。みんな困ってんの」
美姫はハァーと溜め息をついた。
確かに…
あれじゃあ悩むのも無理ないよね……
戸田さんが、なんであんなに困ってたのか分かる気がする…
あたしはそんなことを思いながらデスクに着いた。