秘密のフィアンセ☆
何なのよ。一体…。


私はベッドへ潜り込み、ずっと悔し涙を流していた。


やっぱり、佑斗を好きになっちゃいけないのかも…。


興奮して寝付く事も出来ず、ずっと悶々としていた。


佑斗、遅いな…。


今日は、こっちの部屋には戻らないのかな?


時計を見ると、既に日付は変わっていた。


きっと、私の所へは戻りたくないんだ。


そう考えていた時、部屋のドアが開いた。


空気に乗って、甘い香りがする。


佑斗が戻ってきたと、すぐに分かり、私は寝た振りをした。


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