秘密のフィアンセ☆
「由奈さん、必ず分かる時が来ますから、絶対に佑斗さんや、オレたちの事を信じてくださいね」

晴彦は、私に気遣ってか、そう言った。


「うん。もちろん。ありがとね。晴彦」


昨日のあの男が、何か関係あるのは、間違いないよね。


私のお父さんの話しをしていたし…。


改めて、私は普通じゃない世界に、足を踏み入れたんだと、実感した。


でも、今はそれでもいい。


そんな風に、思い始めていたのだった。


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