子うさぎのお世話
「見たいでしょ!?
麗しの孤高の狼から可愛い気まぐれ猫ちゃんまで…っ!!
…って感じでやるつもりなのにさぁ~…」
秋良はそう意気込みながら、じとりと時春を睨んだ。
「………。」
「麗しの孤高の狼様がぜ~んぜんっ!協力してくれないわけよぉ~!!」
「……あんなもの絶対つけない。」
嘆く秋良に時春はすっぱりとにべもなく答えた。
雪兎はと言えば……
ハルは麗しの孤高の狼様……っ!
(に…、似合いそう~……っ!!)
またも一人妄想の世界に旅立っていた。