子うさぎのお世話




「見たいでしょ!?

麗しの孤高の狼から可愛い気まぐれ猫ちゃんまで…っ!!

…って感じでやるつもりなのにさぁ~…」



秋良はそう意気込みながら、じとりと時春を睨んだ。



「………。」



「麗しの孤高の狼様がぜ~んぜんっ!協力してくれないわけよぉ~!!」



「……あんなもの絶対つけない。」



嘆く秋良に時春はすっぱりとにべもなく答えた。



雪兎はと言えば……



ハルは麗しの孤高の狼様……っ!



(に…、似合いそう~……っ!!)



またも一人妄想の世界に旅立っていた。







< 112 / 197 >

この作品をシェア

pagetop