子うさぎのお世話
アキの思い
――バン…ッ!
棗が苛立った様子で教室から出ていった。
秋良は自分のクラスではない1‐Cの棗の席に座り、ぼんやりと頬杖をついていた。
最近なんだか楽しくない……。
原因は棗の苛立ちの原因でもある、
雪兎と時春のぎこちなさ………。
あの仲の良い幸せな二人を見るのが好きだった。
いつも互いしか見えてない二人……。
うらやましかったんだぞ………!
ハルは何をやってんだよ!?
せめて、何を考えているのか教えてほしいかった。
友達なんだぞ……!!
いくらだって力になるのに………。
こんな時くらい頼れよな………。
まぁ…押し掛け友達な感はあるけれど……。
それでも、
「いい友達だって…思ってたのは俺だけなのかよぉ…………」
秋良はつぶやくと棗の机に突っ伏した。
棗が苛立った様子で教室から出ていった。
秋良は自分のクラスではない1‐Cの棗の席に座り、ぼんやりと頬杖をついていた。
最近なんだか楽しくない……。
原因は棗の苛立ちの原因でもある、
雪兎と時春のぎこちなさ………。
あの仲の良い幸せな二人を見るのが好きだった。
いつも互いしか見えてない二人……。
うらやましかったんだぞ………!
ハルは何をやってんだよ!?
せめて、何を考えているのか教えてほしいかった。
友達なんだぞ……!!
いくらだって力になるのに………。
こんな時くらい頼れよな………。
まぁ…押し掛け友達な感はあるけれど……。
それでも、
「いい友達だって…思ってたのは俺だけなのかよぉ…………」
秋良はつぶやくと棗の机に突っ伏した。